今朝ジュネーブ国際ピアノ部門ファイナルが日本時間(夏時間が終わり)早朝3時にあり五十嵐薫子さんが第3位に入賞!第1位カナダ、第2位ロシアだった。

セミファイナルのSさん、あれだけの素晴らしい演奏でファイナルに残れなかった。ショパンにしてもスクリャービンにしても解釈にとても納得、音質もリリックな仕上がりもとても良いのにこれまでのコンクールを含め何故か結果が伴わない。フォームだろうか。

五十嵐さんのセミファイナル、シューベルト=リストの作品もだが、ベートーベンの全曲の中で最も壮大で難しい作品106は圧巻だった。40分以上集中が切れることなく後半はロマン派の様相も見えシューベルトに通じるものも伝わってきた。五十嵐さんは過去にピティナ特級第3位、日本音コン第3位入賞。