フランスを代表するアンヌ・ケフェレックのリサイタルにいきました。フェニックスホールは何年振りでしょう。バッハを中心にスカルラッティ、ヘンデルとほぼポリフォニーばかりの1プロ。曲間の拍手は無しとご本人の希望らしい。約50分以上一気に弾いた。

70歳を過ぎた演奏とは信じられない。暗譜は完璧!ペダルもアゴーギクも多いけれどフレーズが非常に長く自然。私の勝手な想像だけど2月24日からの情勢に合わせたかのようなプログラミング、宗教的な作品が多いことから拍手で雰囲気を壊したくない理由からではなかったのか。「祈りと怒り」の両方の感情が混沌としていました。1プロのあとでは珍しいカーテンコールでした。

2プロはシューベルトソナタ。10時半に帰宅した後も興奮が残っていました。昔は年間10~20回は演奏会に出かけていたのにここ2年半くらいはたった1~2回、今回は特に新鮮でした。レッスンの変更に応じてくれた生徒さんありがとう😊