二次予選が開幕、いきなりレベルが高いコンテスタント、ポーランド一押しのN君、激しさと性格さとそして大胆なペダル使い、普通は取り替えるところもそのまま、徹底的に控えたりと。汗が迸る熱演でした。ブラボーの嵐でしたが審査には全く影響なし。

ラトビアのO君、ショパンがリストに化けたかのような迫力でした。

日本も頑張りました。S・Sさん、音抜けやメロディライン埋もれたりミスも散見、惜しいです。

S・Mさん、音がはまってないところありましたが、バルカローレが理想に近く柔らかい音色でした。

S・Kさん、大胆で丁寧、渾身の演奏でミスが非常に少なかったです。

S・Hさん、澄み切った音で良く整理された音でした。惜しいところもあったけれど。

Uさん、品よくそしてエネルギッシュ、豊かな音で美しい。おしゃれなエスプリもありました。バルカローレはセピアカラーとはいかなかったけれどパステルカラーでもう少し。「英雄」は高貴さがあり貴族のポロネーズという感じ。媚びない音で馬が疾走する情景も見えました。

日頃お世話になっているS先生からメールを頂き「感性研ぎ澄まし聴いているが苦行に近い」と仰っていました。ホテルとホールの往復だけですからね😊お辛いようです。