S・Mさん、自然な柔らかさで伝統的な音楽でした。メディアの露出の多いS・Kさん、包容力のある演奏でした。もう一人マルチに活躍のS・Hさん、ロングペダルを使い本気の演奏でした。すでに知名度のある演奏家の場合、審査員の採点が気になるところです。ポーランドのWENDLERさんは出で立ちがショパンにそっくり。

予備予選でショパンの基本、エチュードと日本人の苦手なマズルカを、その後ワルツ、ポロネーズ、構成力を試すソナタと続くのでしょう。