ついに今年のグランプリが決まりました。海外からの招聘審査員がいらっしゃらない審査どうなってしまうのかと心配しましたが、ラフマニノフの解釈が優先され良かった。プロコのようなラフマ、1楽章で数小節暗譜が飛んだ、オケがピアノと合わず、などハプニングがありましたがラフマの3番が3人もなんてピティナ始まって以来初めての経験ですね。ハイレベルのコンクールになりました。

1位の尾城さんとてもラフマの様式感やリリックさ、ロマンチシズムが表現され大人な演奏でした。3位のトップバッターの谷君、オケと一生懸命合わせようと努力の甲斐がありましたね。二次予選のペトルーシュカは圧巻でした。