BSの旅番組を見ていたら、1990年にコンクールの入賞者の同行でバイエルン州に立ち寄った教会が目に飛び込みました。忘れもしないヴィース教会です。何とそこでベートーヴェンの第7番の演奏があったのです。
日本ではベートーヴェンのシンフォニーと言えば、田園、運命、合唱付きの、そして英雄くらいが人気でした。

教会の中でオーケストラというのも驚きましたが、弦の響きの軟らかさや日本ではあまり聴かなかった本物の音楽に衝撃を受けました。日本はまだまだだなとその時は思いました。今でもあの音は覚えています。